motoGP第14戦 日本GP

栃木県のツインリンクもてぎで行われた日本GP。エンジンパワーに勝るバイクが有利なレイアウトと言われているが、さて。


motoGP
目下ランキング2位のペドロサ選手は鎖骨骨折で欠場。ランキング1位のロレンソ選手にとって、労せずポイント差を拡げるチャンスとなった。


予選1位はホンダワークスのドビツィオーソ選手。2位にヤマハワークスのロッシ選手、3位にドゥカティワークスのストーナー選手が続く。現在ランキング1位のロレンソ選手は4位。5位にエドワーズ選手、6位にスピーズ選手とヤマハサテライトの2人が並ぶ。


ホールショットはドビツィオーソ選手が奪うものの、2コーナーでストーナー選手が1位を奪う。ロレンソ選手はロッシ選手を抜き3位へ。


6周目、ロッシ選手がロレンソ選手を抜き3位に浮上。その後、上位陣は順位変動もなくファイナルラップへ。


ロレンソ選手が表彰台を得るべくロッシ選手を猛プッシュ。車体をぶつけながらの激しいバトルを演じるが、最終的に競り勝ったのは老練なロッシ選手。ロレンソ選手は前戦に引き続き表彰台を逃した。


結果は1位ストーナー選手、2位ドビツィオーソ選手、3位ロッシ選手、4位ロレンソ選手、5位にエドワーズ選手。途中でコースアウトして順位を大幅に落としたスピーズ選手は9位。日本のファン期待の青山選手は10位に終わった。


シーズン終盤を迎えて、ロレンソ選手のパワーダウンが気になる。チャンピオン最有力候補に相応しい走りを見せて欲しい。


・moto2
日本のファン期待の高橋選手は予選3位の好ポジション。スタートはホールショットを奪うものの、予選4位から追い上げてきたランキング1位のエリアス選手に抜かれ、その後もペースが上がらず最終的に6位フィニッシュ。優勝はエリアス選手が獲得した。


motoGPでのヤマハ、ホンダ、そしてmoto2でのモリワキ(エリアス選手のマシン)と車体は日本勢大活躍なんだが…


・125cc
小山選手は予選5位を得るも決勝では残り3周で転倒し、再スタートするものの22位に終わった。