motoGP第9戦 イタリアGP

録画を本日視聴。
ムジェロサーキットで開催されるmotoGP第9戦。全18戦行われるmotoGPの前半最終戦にして、ヨーロッパ3連戦の最終戦であるイタリアGPでは、どのライダーが勝利するのか…


motoGP
予選順位は以下の通り。
ポールポジション:ペドロサ選手(ホンダワークス)
2位:ロレンソ選手(ヤマハワークス)
3位:バルベラ選手(ドゥカティサテライト)
4位:ヘイデン選手(ドゥカティワークス)
5位:ストーナー選手(ホンダワークス)
6位:クラッチロー選手(ヤマハサテライト)
7位:ドビツィオーソ選手(ヤマハサテライト)
8位:ブラドル選手(ホンダサテライト)
9位:スピーズ選手(ヤマハワークス)
10位:ロッシ選手(ドゥカティワークス)
11位:バウティスタ選手(ホンダサテライト)

19位:エドワーズ選手(CRT)


バルベラ選手はワークス勢を抑えてドゥカティユーザー中最高の予選結果。ストーナー選手は珍しく予選での順位が振るわない。


ホールショットはいつも通り?ペドロサ選手が奪うが、1コーナーでインを閉めきれずロレンソ選手が先頭を奪う。以下、3位にジャンプアップしたドビツィオーソ選手、4位ヘイデン選手、5位ブラドル選手、6位スピーズ選手、7位バルベラ選手、8位まで後退してしまったストーナー選手と続く。ペドロサ選手は1周目の間にドビツィオーソ選手にも抜かれ、3位に後退してしまう。


2周目、スピーズ選手はずるずると後退。バルベラ選手が車体を揺らした瞬間にストーナー選手が抜いて6位へ。


3周目、ブラドル選手がヘイデン選手を抜いて4位へ。


5周目、ペドロサ選手がドビツィオーソ選手を抜き返し、2位へ復帰。


9周目、ストーナー選手がヘイデン選手を抜いて5位に上がる。ヘイデン選手は6位へ。


10周目、1コーナーでミスをして膨らんだドビツィオーソ選手をブラドル選手が抜き3位へ。表彰台への期待が高まる。ストーナー選手は珍しくコースアウトし順位を10位まで落とす。


18周目、再三バウティスタ選手に挑みかかるもブレーキングに不安を抱え、抜ききれないストーナー選手。半ば強引にバウティスタ選手のインに飛び込むが、バイクを制御しきれずアウトにはらみ、バウティスタ選手と接触する。大事には至らなかったが、ストーナー選手には珍しいラフなライディングである。今日のストーナー選手は万事歯車があっていないようだ。


21周目、ドビツィオーソ選手がブラドル選手を捉えて3位に浮上。表彰台圏内に返り咲く。ストーナー選手はバルベラ選手を抜いて8位へ。


最終ラップ、ヘイデン選手がブラドル選手を抜くが、ブラドル選手が抜き返し、その隙にロッシ選手までがヘイデン選手を抜いていく。


最終リザルトは以下の通り。
優勝:ロレンソ選手
2位:ペドロサ選手
3位:ドビツィオーソ選手
4位:ブラドル選手
5位:ロッシ選手
6位:クラッチロー選手
7位:ヘイデン選手
8位:ストーナー選手
9位:バルベラ選手
10位:バウティスタ選手


ヤマハライダー達はまずまずの活躍だが、優勝したロレンソ選手、3位表彰台のドビツィオーソ選手、最後の最後でヘイデン選手を抜き去って6位を奪ったクラッチロー選手に比べ、スピーズ選手のふがいなさが目立つ。来期のシートが危ういのでは。ロッシ選手はなんだかんだいってレース結果ではドゥカティユーザー中最高位。ストーナー選手はらしからぬ8位。もっとも、今日のストーナー選手は何をやっても何かがおかしな感じだったようなので致し方無しか。


・moto2
中上選手は予選9位。高橋選手は予選13位。


決勝では、中上選手が一時トップを走る大活躍。最終的には7位で終わるのだが、それでも大いに手応えを感じたことだろう。


優勝したのは、最終ラップで劇的な逆転優勝を遂げた地元のイアンノーネ選手。この人は本当に「持ってる」よな…結果もさることながら、走りが良くも悪くも印象的である。ぜひmotoGPに昇格してレースを引っかき回して欲しい。高橋選手は決勝17位に終わる。


・moto3
藤井選手は決勝25位。