motoGP第17戦 オーストラリアGP

何日か前の録画をやっと視聴。


motoGPが開催される18のサーキット中、もっとも平均速度の速いフィリップアイランドで開催されるmotoGP第17戦。ロレンソ選手vsペドロサ選手の戦いは…


motoGP
予選順位は以下の通り。
ポールポジションストーナー選手(ホンダワークス)
2位:ロレンソ選手(ヤマハワークス)
3位:ペドロサ選手(ホンダワークス)
4位:クラッチロー選手(ヤマハサテライト)
5位:ブラドル選手(ホンダサテライト)
6位:ドビツィオーゾ選手(ヤマハサテライト)
7位:バウティスタ選手(ホンダサテライト)
8位:ロッシ選手(ドゥカティワークス)

10位:ヘイデン選手(ドゥカティワークス)

16位:エドワーズ選手(CRT)


スピーズ選手(ヤマハワークス)は負傷欠場。今年のスピーズ選手は踏んだり蹴ったりである。


ホールショットはロレンソ選手。ペドロサ選手が続き、ポールポジションストーナー選手は3位へ落ちる。クラッチロー選手、ドビツィオーゾ選手のヤマハサテライト勢が後に続く。


目下3連勝と波に乗っており、逆転チャンピオンを狙うペドロサ選手がロレンソ選手からトップを奪う。2周目にはストーナー選手もロレンソ選手を抜き、レプソルホンダ勢が1−2体勢となる…のだが…


何とトップを走っていたペドロサ選手が転倒!このところ出ていなかったこの人の悪い癖が、ここで出たか…
ピットに戻ることは出来たものの、結局再び走ることは出来なかった。この時点でペドロサ選手の逆転チャンピオンはほぼ絶望的になる。


ストーナー選手は2007年から5連勝中の地元GPで、2位のロレンソ選手を突き放しに掛かる。ラストイヤーでなおかつチャンピオン争いに無縁なストーナー選手に、失う物など何もない。


12周目、バウティスタ選手がドビツィオーゾ選手を抜いて4位へ。これ以降、バウティスタ選手、ドビツィオーゾ選手、ブラドル選手による4位争いが激化する。


13周目にはブラドル選手がドビツィオーゾ選手を抜いて5位へ。ブラドル選手は次の14周目にバウティスタ選手も抜いて4位に上がる。ドビツィオーゾ選手もバウティスタ選手に襲いかかり、一度はクロスラインで交わされたものの、再びのアタックで5位を奪い取る。


残り4周時点でドビツィオーゾ選手がブラドル選手を抜いて4位へ。ブラドル選手はバウティスタ選手にも抜かれて6位に後退してしまう。しかし、残り2周時点でドビツィオーゾ選手はバウティスタ選手、ブラドル選手に抜かれて6位に落ちてしまう。


ラストラップ、ドビツィオーゾ選手は2台をパスし4位へ。バウティスタ選手、ブラドル選手はそれぞれ5位、6位へ後退する。


最終リザルトは以下の通り。
優勝:ストーナー選手
2位:ロレンソ選手
3位:クラッチロー選手
4位:ドビツィオーゾ選手
5位:バウティスタ選手
6位:ブラドル選手
7位:ロッシ選手
8位:ヘイデン選手


ストーナー選手は2007年から地元GP6連覇を達成。引退に花を添えた。2位に入ったロレンソ選手は、同時に2012年の年間チャンピオンを獲得した。
単純な速さならストーナー選手の方が上だろう。ここ数戦ではペドロサ選手の後塵を拝していた。しかし、速さと確実さを兼ね備え、ポイントをきっちりと積み重ねていったのは、ヤマハの青いマシンを操るロレンソ選手だった。年間チャンピオン獲得、おめでとうございます。


・moto2
中上選手は予選5位。一時はトップを走るも最終リザルトは10位。高橋選手は16位、小山選手は22位。


…何というか、中上選手以外の2人は、明日が見えない感じがするのが見ていて辛い。


・moto3
藤井選手は22位。