ガールズ&パンツァー2
- 作者: 才谷屋龍一,ガールズ&パンツァー製作委員会,協力:鈴木貴昭,協力:グラフィニカ
- 出版社/メーカー: メディアファクトリー
- 発売日: 2013/02/23
- メディア: コミック
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序盤は1巻から引き続きの聖グロリアーナ女学院戦。「もっとこそこそ作戦」発動、マチルダ撃破、そして…あんこう踊り。いろいろ違いはあれど大筋はアニメ通り。
で、コミカライズ第2巻の売りはなんといってもアンツィオ戦。アニメでは瞬殺だったアンツィオ高校だが、コミックでは巧みな戦術を用いて大洗女子学園チームを苦しめる。ザコチームに見られるアンツィオ高校だが、きちんと戦車を10輌揃えており、チームとしての体裁は大洗女子学園よりよっぽど上。傍目には雑多な戦車を少数しか所有していない大洗女子学園のほうがどうみてもザコだろう。
アンツィオ高校を率いるアンチョビも、最初こそ西住みほに敵意を抱く悪役として描かれるが、それも彼女が持つ明確な信念ゆえと後に明かされ、その言葉はみほにも影響を与える。
また、TVアニメではプラウダ戦より参加したルノーB1bisがアンチョビ戦に登場。しかし、風紀委員がチーム入りしていないため、秋山殿・歴女チームのエルヴィン・1年生チームの大野あやが臨時で急造Fチームを編成。秋山殿が車長を務め、厚い装甲を生かしてフラッグ車の盾として活躍する。
アニメでは尺が足りずオミットされたエピソードをコミックで補完する…メディアミックスの妙ですな。ガルパン好きな人なら迷わず読むべし。
それにしても、ガルパンのサントラを聴きながらガルパンのコミックを読んでだらだら過ごす…休日の無駄遣い実に優雅な休日でした。