motoGP第3戦 スペインGP

録画を本日視聴。
へレスサーキットで開催されたスペインGP。現在、motoGPを席巻しているトップライダー達の母国と言うこともあり、激しい争いが予想される。


motoGP
予選順位は以下の通り。
ポールポジション:ロレンソ選手(ヤマハワークス)※スペイン人ライダー
2位:ペドロサ選手(ホンダワークス)※スペイン人ライダー
3位:マルケス選手(ホンダワークス)※スペイン人ライダー
4位:クラッチロウ選手(ヤマハサテライト)
5位:ロッシ選手(ヤマハワークス)
6位:バウティスタ選手(ホンダサテライト)※スペイン人ライダー
7位:ヘイデン選手(ドゥカティワークス)
8位:ブラドル選手(ホンダサテライト)
9位:ドビツィオーゾ選手(ドゥカティワークス)
10位:バルベラ選手(CRT)※スペイン人ライダー
11位:イアンノーネ選手(ドゥカティサテライト)
12位:スミス選手(ヤマハサテライト)

16位:青山選手(CRT)

20位:エドワーズ選手(CRT)


決勝では、いつも通りペドロサ選手が素晴らしいスタートを決めホールショットを奪う。ロレンソ選手、マルケス選手、ロッシ選手、クラッチロウ選手が続く。ホールショットこそペドロサ選手に奪われたロレンソ選手だが、インを突きトップを奪還。ロッシ選手もマルケス選手を抜き3位に上がる。


2周目、マルケス選手がロッシ選手に逆襲し3位に上がる。


4周目、イアンノーネ選手が転倒リタイア。ドゥカティサテライトなんかじゃなく、ホンダかヤマハのサテライトに加わっていればもっと活躍してくれただろうに…


6周目、ペースの上がらないロレンソ選手をペドロサ選手が抜き1位へ。ロレンソ選手には、ロッシ選手を突き放したマルケス選手が迫ってくる。


ペースで勝るマルケス選手はロレンソ選手を抜くべくプッシュするが、ロレンソ選手もそう易々とは抜かせない。マルケス選手はいったん引き、ファイナルラップでのアタックを狙う。


ファイナルラップ、ロレンソ選手に襲いかかるマルケス選手。抜きつ抜かれつのバトルを繰り広げる。最終コーナーでインを突くマルケス選手とロレンソ選手が接触する。ロレンソ選手が引いた結果、3位に後退。


最終リザルトは以下の通り。
1位:ペドロサ選手
2位:マルケス選手
3位:ロレンソ選手
4位:ロッシ選手
5位:クラッチロウ選手

18位:青山選手


上記の結果を受けて、ルーキーのマルケス選手がランキングトップに躍り出た。


最終コーナーの接触について、解説の坂田氏曰く「ロレンソ選手が引かなかったら共倒れの可能性があった」。マルケス選手は必ずしもフェアな抜き方では無かったかも知れないが、かといってミサイルのように突っ込んで来たわけでもない。ロレンソ選手がインを閉めていたら、ロレンソ選手が上手くクロスラインで抜き返していたら…そこまで要求するのは酷だろうか。それでも、とっさに引いたロレンソ選手の冷静さはさすがチャンピオンといったところか。


そろそろチャンピオンを獲っておかなければ後がないペドロサ選手、失うものなどないルーキーのマルケス選手、そして前年度チャンピオンのロレンソ選手。3人の争いは今後ますますヒートアップしそうである。


・moto2
中上選手は予選3位を獲得。表彰台が期待されたが、決勝ではエスパルガロ選手に競り負けて4位。決して悪い順位ではないが、バトルで負けての結果なのは頂けない。今後が最も期待される日本人ライダーなだけに、頑張って結果を出して欲しい。
高橋選手は予選21位、決勝23位。


・moto3
渡辺選手は予選33位、決勝24位。