motoGP第7戦 オランダGP
録画を本日視聴。
TTアッセンで開催されたオランダGP。ヤマハワークスのロレンソ選手が木曜日のフリー走行で転倒し鎖骨を骨折。欠場かと思いきや金曜日に手術をして土曜日の決勝に参加。恐るべき根性である…
・motoGP
予選順位は以下の通り。
ポールポジション:クラッチロウ選手(ヤマハサテライト)
2位:マルケス選手(ホンダワークス)
3位:ブラドル選手(ホンダサテライト)
4位:ロッシ選手(ヤマハワークス)
5位:ペドロサ選手(ホンダワークス)
6位:スミス選手(ヤマハサテライト)
7位:エスパルガロ選手(CRT)
8位:バウティスタ選手(ホンダサテライト)
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10位:ヘイデン選手(ドゥカティワークス)
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12位:ロレンソ選手(ヤマハワークス)
13位:イアンノーネ選手(ドゥカティサテライト)
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15位:ドビツィオーゾ選手(ドゥカティワークス)
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18位:エドワーズ選手(CRT)
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クラッチロウ選手のポールポジションは、イギリス人としては実に12年ぶりの事なんだとか。驚いたのが予選7位のエスパルガロ選手。CRTという、もはや別ジャンルの車両なのにこの順位である。何しろドゥカティワークス勢より上位なのだ。ドゥカティしょーもねー。
決勝では、ロケットスタートを決めたペドロサ選手がホールショットを奪う。ブラドル選手、マルケス選手、ロッシ選手、クラッチロウ選手が後に続く。マルケス選手、ロッシ選手が立て続けにブラドル選手を抜き去りポジションアップ。
2周目、クラッチロウ選手、そして12位スタートから順位を上げてきたロレンソ選手が立て続けにブラドル選手を抜き去る。ブラドル選手は一気に6位まで転落。
4周目、ロレンソ選手がクラッチロウ選手を抜いて4位に浮上。確かおととい鎖骨を折ってたんじゃ…
5周目、ロッシ選手がマルケス選手を抜いて2位へ。次の6周目ではペドロサ選手も抜いてトップへ。
15周目、さすがに体力が辛いか?それとも痛み止めが切れてきたのか、ロレンソ選手がペースを落としクラッチロウ選手に抜かれてしまう。
17周目、マルケス選手とペドロサ選手のバトル。ペドロサ選手は持ちこたえられずマルケス選手に先行を許してしまう。
21周目、ペースの上がらないペドロサ選手はクラッチロウ選手にも抜かれてしまう。こうなってみると、ロレンソ選手が無理を推して出場したのが功を奏している。ペドロサ選手4位でロレンソ選手5位なら、さしてポイント差は開かない。
ファイナルラップ、クラッチロウ選手がマルケス選手に迫るもミスを犯して突き放されてしまう。もはやアタックするチャンスは残されていなかった。
最終リザルトは以下の通り。
1位:ロッシ選手
2位:マルケス選手
3位:クラッチロウ選手
4位:ペドロサ選手
5位:ロレンソ選手
6位:ブラドル選手
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ロッシ選手の優勝は実に2010年以来。ドゥカティワークス時代は一勝も出来なかったのに、ヤマハに戻ったら見事優勝。まったくもって、ドゥカティなどという駄馬に乗ったのは、ロッシ選手のキャリアに大きな傷を付けたと言わざるを得ない。
復活おめでとう、ロッシ選手。
・moto2
中上選手は決勝日のウォームアップランで転倒して鎖骨骨折、本戦を欠場することになった。誠に残念である。
高橋選手は予選31位、決勝26位。
・moto3
渡辺選手は予選28位、決勝31位。