走行日記(250)H22/6/19 12ヶ月点検

250ccのバイクが12ヶ月点検の時期になったので、いつもお世話になっているバイク屋さんに持ち込む。自賠責保険も切れそうなので更新。しばらく時間がかかるので、いったん家に戻る。


夕刻になり点検終了との連絡を受け、再びバイク屋さんに向かう。
消耗品はオイル&オイルフィルター及びブレーキフルードを交換。
かかった費用:
12ヶ月点検 9,880円
自賠責保険(5年間) 22,050円


店長さんと、バイク業界の景況や自分が属している業界の景況について語り合う。メーカーが目先の利益や効率を追求するがゆえに、末端の小売りを軽視するのはどの業界でも同じらしい。ゆくゆくは自らの首を絞めることになりかねないと思うのだが…


店を出て、せっかくなので首都高を流すことにする。


昨日味わった憤りの残滓が胸を疼かせる。
だが、ライダーは怒ってはいけない。


かつて、アラン・プロスト選手が故ジル・ヴィルヌーブ選手の死について、こう評した。
「怒りが彼を殺したのだ。」
彼自身が故アイルトン・セナ選手と激しく対立していた時期の言葉で、憤りがあっても怒りにまかせてドライビングしてはいけないという、自らに対する戒めの言葉だったのだろう。秒速約28m/sの世界に身を晒すライダーにとっても重い言葉である。


ライダーは怒ってはいけない。


だが、涌き上がってくる怒りの感情を押し殺すことのなんと難しいことか。雨の日のスーパースポーツを御するよりもなお難しい。


夜景に慰められ、明るい未来に思いを馳せることで心を慰め、家に戻った。


本日の走行距離 81km(60,578km)