motoGP第10戦 チェコGP

チェコGPは初開催が1930年!という歴史あるレース。今回チェコGPの舞台となるブルノサーキットは高低差が73メートルもあるそうだ。さぞかしスペクタクルなコースなのであろう。


motoGP
予選はホンダワークスのペドロサ選手がポールポジション。2位にヤマハサテライトのスピーズ選手。ワークス勢を差し置いての結果だ。凄い。3位はヤマハワークスのロレンソ選手。以下、ドゥカティワークスのストーナー選手、ヤマハワークスのロッシ選手、ホンダワークスのドビツィオーソ選手、ヤマハサテライトのエドワーズ選手と続く。トップ7までにヤマハが4台入る大活躍。ヤマハ最高である。


ホールショットはポールポジションのペドロサ選手。が、1周目にしてロレンソ選手にトップを奪われ、スピーズ選手にまで先行を許し3位に落ちてしまう。ペドロサ選手は2周目にスピーズ選手を捉え2位に浮上するものの、ロレンソ選手にまでは届かない。


4周目にドビツィオーソ選手がコース上にマシンを残すかたちで転倒。全車が走り去った後にバイクを起こして走り出すが、マシントラブルがあったらしくピットイン、そのままリタイア。


2位ペドロサ選手と3位スピーズ選手とは大分間隔が空いてくる。ロッシ選手は5位まで浮上。


9周目、ストーナー選手がスピーズ選手を抜いて3位に上昇。スピーズ選手は4位に後退。


結局、ロレンソ選手はぶっちぎりの独走で優勝。2位はペドロサ選手、3位はストーナー選手。以下、スピーズ選手、ロッシ選手、ヘイデン選手、エドワーズ選手となった。トップ7までにヤマハが4台入る大活躍。ヤマハ最高である。


・moto2
富沢選手が久々に予選でポールポジションを獲得。高橋選手は予選5位。


ホールショットはエリアス選手に奪われるものの、すぐに1位に返り咲く富沢選手。しかしペースは上がらず、ダンゴ状態での走りが続く。


4周目、バイクにトラブルが出た富沢選手が遅れ出す。立て続けに抜き去られ、5周目には8位まで落ちてしまう。一方、終盤にかけてペースの上がってきた高橋選手が15周目に3位まで浮上してくる。


残り2周で2位のイアンノーネ選手がミスを犯し、高橋選手が2位を奪う。ちらっとピットの様子を写していたのだが、ピットクルーが飛び上がって喜んでいる様がちょっと微笑ましかった。


独走態勢を築いたエリアス選手が優勝。エリアス選手の所属するチームグレシーニは、今回が100回目の表彰台獲得だったとか。記念すべき100回目の表彰台獲得が優勝なんて、実に最高の気分だろう。2位は高橋選手。実に目出度い。3位にイアンノーネ選手、富沢選手は10位だった。


・125cc
ウェット宣言が出された125cc。小山選手は9位に入る。ランキング5位は変わらず。