motoGP第3戦 ポルトガルGP

録画を本日視聴。
ツインリンクもてぎで行われる筈だった日本GPが東日本大震災の影響でキャンセルされ、前戦から約1ヶ月ぶりのGPである。


motoGP
ポールポジションヤマハワークスのロレンソ選手。ロレンソ選手はポルトガルGPが開催されるエストリルサーキットと相性が良く、motoGPデビュー以来3年連続でポールtoウィンを獲得しており、今年で4年連続のポールポジションとなる。予選2位はホンダサテライト(セミワークス)のシモンチェリ選手。レプソルカラーのワークス勢を抑えての結果である。予選3位、4位はそれぞれホンダワークスのペドロサ選手とストーナー選手。予選5位にヤマハワークスのスピーズ選手、予選6位にホンダワークスのドビツィオーソ選手。予選7位はヤマハサテライトのエドワーズ選手。ドゥカティワークスのロッシ選手は振るわず予選9位。青山選手は予選11位。


ホールショットはロレンソ選手。ペドロサ選手、シモンチェリ選手、ストーナー選手が続くがほどなくしてシモンチェリ選手が転倒。ロッシ選手が4位にジャンプアップ、ドビツィオーソ選手は5位。スピーズ選手は6位を走っていたがコースアウトして後退。エドワーズ選手が6位に上がる。2周目終了までに計3台が転倒リタイアする波乱の展開。


13周目にスピーズ選手が転倒リタイア。レースはロレンソ選手とペドロサ選手のマッチレース状態。ロッシ選手の操るドゥカティは素人目に見てもシャーシが暴れているように見える。ホンダ時代の計算されたドリフト走行やヤマハ時代の流れるような走りとは似ても似つかない。やはり、2007年のチャンピオンは、ストーナー選手でもドゥカティでもなく、ブリヂストンタイヤが獲ったという事なのだろうか。バイク作りに定評のあるロッシ選手を以てしても、ドゥカティは難物なのか。


残り4周でペドロサ選手がロレンソ選手をパスして1位に。その後はロレンソ選手を寄せ付けず、ぶっちぎりで優勝を獲得した。ロレンソ選手は2位入賞。4年連続優勝は成らなかった。3位にストーナー選手。4位にファイナルラップのホームストレートでロッシ選手をかわしたドビツィオーソ選手。5位にロッシ選手。6位にエドワーズ選手。青山選手は頑張って7位に入った。


第3戦終了時で、ロレンソ選手:65ポイント、ペドロサ選手:61ポイント。スペイン人ライダーがランキング1・2位である。この2人にストーナー選手がどう絡んでいくのか、ロッシ選手の復調は何時になるのか、興味は尽きない。


・moto2
4月24日に、弟の高橋江紀さん(バイクレーサーであり、今期は全日本選手権に出場予定だった)を交通事故で失った高橋選手。喪章をつけてレースに挑む。


高橋選手は一時2位につける好走を見せるが、3位まで順位を落とす。そこに現れたのが予選14位から追い上げてきたイアンノーネ選手(またオメーか!)。高橋選手をかなり強引に抜き去り3位に浮上。残り5周でトップに立つが、次の周でなんと転倒してしまう…この人、相変わらずです。


高橋選手は3位表彰台を獲得。亡き弟への手向けとした。


・125cc
尾野選手は17位で完走した。