楊令伝一 玄旗の章

楊令伝 1 玄旗の章 (集英社文庫)

楊令伝 1 玄旗の章 (集英社文庫)

北方謙三氏描く「水滸伝」の続編が遂に文庫本で登場。いやー、「水滸伝」を読了してからずいぶん待ちました。


宋の官軍と梁山泊軍が全面対決し、梁山泊が陥落してから三年後。梁山泊軍は散り散りになり、楊令の行方も知れなくなっている。未だに民は苦しみ、叛乱が各地で起きているが、民衆が救われる気配は見当たらない。そんな中、燕青と武松は梁山泊残党の幹部から、北の遼国で暴れている「幻王」に逢いに行けと命令される…


梁山泊陥落後の状況を説明する巻ですね。「水滸伝」の生き残りと、「水滸伝」で活躍したキャラクターの息子達が出てきます。そして、本のタイトルにもなっている楊令が姿を現すのは…


う〜む、続きが楽しみです。