M.シモンセリ、アクシデントにより死去

何気なくネットサーフィンをしていたら、まだ地上波では放映していないマレーシアGPで起こった衝撃的なアクシデントのニュースが入ってきた。ホンダサテライト(但し契約はHRC、マシンはワークス仕様)で大活躍していたシモンチェリ選手がレーシングアクシデントで亡くなったというのだ。
motoGP公式サイトでは「シモンセリ」と表記していますが、当ブログではTV放送における表記の「シモンチェリ」を使用しています。


http://www.motogp.com/ja/news/2011/malaysia+sepang+motogp+simoncelli+succumbs+to+injuries
サンカルロ・ホンダ・グレシーニのマルコ・シモンセリは23日、セパン・インターナショナル・サーキットで行われた第17戦マレーシアGPの決勝レースで、アクシデントにより死去した。

5番グリッドのシモンセリは、4番手走行中の2ラップ目、11コーナーで転倒。5番手のアルバロ・バウティスタは、接触を回避できたが、トラックにイン側に戻って来た際に、6番手のコーリン・エドワーズと激突。

レースディレクションは、赤旗を提示。救急車でメディカルセンターに搬送され、治療を受けていたが、現地時間の16時56分に死亡が確認された。

MotoGPファミリーは、悲劇的な事故により他界したシモンセリに、深く哀悼の意を捧げる。


まだ24歳という若さでの死。前戦で2位を獲得し、あとは最高峰クラスの優勝、そして年間チャンピオンが単なる夢物語でなく現実的に狙えたであろうシモンチェリ選手。速さはあれどやや丁寧さに欠け、転倒してしまうことが多いライダーだったが、その彼が円熟期を迎えたときにどんな走りを見せてくれただろうか。もはや、その走りを見ることは叶わない。


どうか、安らかに眠ってください。