甘い物は脳に悪い すぐに成果が出る食の新常識

甘い物は脳に悪い (幻冬舎新書)

甘い物は脳に悪い (幻冬舎新書)



嘘だ!



と言っても仕方ない。甘い物を食べると、体内で血糖値が急激に上がって、疲れが取れて頭がすっきりしたと勘違いしてしまう。
しかしその後、急に上がった血糖値を抑えるため、膵臓が大量のインスリンを分泌する。その結果、甘い物を食べる前より血糖値が下がり、集中力が続かなくなり、よけいに疲れを感じるのだとか…ホンマかいな。


自分にも役に立ちそうかな?と思った記述を箇条書きにすると
・疲れたら甘い物ではなくタンパク質を摂れ
・良質なタンパク質は、原形のままの肉や魚から摂れ。ハンバーグ等はNG
・ゼロカロリー食品は余計に太る(食品添加物が身体の代謝を落とす)
・朝ご飯は大切な活動エネルギー。きっちり摂れ
・朝は果物を摂れ。酵素が身体を活性化させる
・最初の一口は味噌汁を。味噌は発酵食品であり、酵素が豊富
・野菜ジュースを買うお金で生野菜や果物を買って食え
・ストレス対策には生のビタミンCを。サプリメントより、野菜や果物を
・とにかくパンは止めとけ
・身体のだるさは水分不足から来る。利尿作用のあるコーヒーよりも水を飲め
・事務職の人間がスポーツドリンクを飲むと作業能率が落ちる(甘い物を食べたときと同様)
・冷静に判断したいときはタウリンが摂取できるイカ・タコ・貝類を摂れ
・二日酔いのときは味噌汁を飲め。肝臓を助けてくれる
・とにかくパンは止めろ


仕事中に疲れたらステーキや焼き魚を食べ、冷静な判断をしたいときはイカ・タコを食べる…仕事の合間には無理だから、お昼ご飯に食べなさいということだろうか。


全てを完璧に実践するのは難しいかも知れないから、とりあえず、ご飯を食べる時には最初に味噌汁をすすり、その後に野菜を食べるようにしようかなと思ったのであった。