ムダヅモ無き改革7

ムダヅモ無き改革 (7) 【特装版】 (近代麻雀コミックス)

ムダヅモ無き改革 (7) 【特装版】 (近代麻雀コミックス)

「ムダヅモ無き改革」の第7巻。この巻より「獅子の血族編」が始まる。


帰還出来ないことを知りながら月へと赴き、"神々の黄昏(ラグナロク)"大戦を制した小泉ジュンイチロー。彼亡き後、麻生タロー首相の肝いりで集められた三人の自衛官、真田二等海佐・奥村一等陸曹・乾技官。彼らこそ、麻雀による国防(疑問は許さない)の中核を担うべく結成された、第13独立麻雀部隊のメンバーなのだ。


しかし、運命の2009年、政権はミンス党へ…


仕分け担当大臣レンホーにより、仕分け対象となった第13独立麻雀部隊。第13独立麻雀部隊は、その存在意義を示すためにレンホーの差し向けた3名の雀士と戦うことになる。最初の雀士はあの土井タカコである。…作者も、思想信条は別として、確かに一時代を築いた稀代の女性政治家たる土井たか子氏に対してはリスペクトしているらしく、意外と好意的な描き方である。金星人poppoやVer.kaんの描き方は散々だが。


第2の雀士はレンホー。乾技官とJAXAの若手技術者である四條絢乃(萌えキャラ枠。スク水、パンチラ有り)が立ち向かうが、その最中、真田は四條より衝撃の事実を知らされる。父を知らない真田の本当の父親は、小泉ジュンイチローだということ、そしてJAXAによりジュンイチローの救出作戦が進行しているということ…


えーと、実在の人物の隠し子ネタなんですけど…よく書けるなー。もっとも、あの御仁はこの程度の事は屁とも思わないだろうが。


特装版ということで、小冊子「第一次ラグナロク大戦報告白書」なんてのも付属している。昔あったTV番組「カノッサの屈辱」風(あれほど洗練されてないが)に、史実に無理矢理麻雀を嵌め込んだ内容である。ほかに、真田二等海佐のポストカードや、プーチンティモシェンコのステッカーまで付いている。


うーん、わざわざ真田なんてキャラを創設しなくても、小泉シンジローでも良かったと思うのだが…作者的にはまだキャラとして力不足だと考えたのかな?まぁ、味方はさておき、今回のやられ役(ミンス党の皆さんですね)にはサンドバッグとして適任な人達がいっぱいいるので、第13独立麻雀部隊がミンスのAfo共をボコボコにするのを楽しみにしてましょうか。