motoGP第1戦 カタールGP

録画を本日視聴。
ついに開幕した2012年シーズン。第1戦は、カタールのロサイルサーキットである。今年もストーナー選手が圧倒的に強いのか、それとも、ロレンソ選手やペドロサ選手の巻き返しはあるのか…


motoGP
日本人が1人も参戦しないmotoGP。残念ではあるが、応援しているヤマハ勢やエドワーズ選手、ロッシ選手の活躍に期待したい。


予選順位は以下の通り。
ポールポジション:ロレンソ選手(ヤマハワークス)
2位:ストーナー選手(ホンダワークス)
3位:クラッチロー選手(ヤマハサテライト)
4位:スピーズ選手(ヤマハワークス)
5位:ヘイデン選手(ドゥカティワークス)
6位:ドビツィオーソ選手(ヤマハサテライト)
7位:ペドロサ選手(ホンダワークス)

12位:ロッシ選手(ドゥカティワークス)
13位:エドワーズ選手(CRT)


CRTとは「シャーシを開発、または購入し、市販車エンジンをベースに参戦するチーム」とのこと。motoGPマシンとのパフォーマンス差は大きく、事実上別のクラスである。ちなみにエドワーズ選手が所属するのはフォワード・レーシングというチームで、スーターのシャーシにBMW・S1000RRのエンジンという組み合わせだとか。


予選3位のクラッチロー選手は大躍進。予選6位のドビツィオーソ選手はホンダワークスから放出されてヤマハサテライトに加わったのだが、去年の年間ランキング3位の選手を放出してしまう、ホンダワークス首脳陣の脳味噌の構造はよく分からん。


エドワーズ選手はバイクの差が大きいので仕方ないが、ロッシ選手の予選結果が酷すぎる。まだヤマハサテライトで走った方がましな成績が出るのではないだろうか。それとも、本人のパフォーマンスが落ちてきているのか…


スタートはいつも通りロケットスタートを決めたペドロサ選手がロレンソ選手を抜きに掛かるが、ロレンソ選手も譲らずホールショットを奪う。ペドロサ選手・ストーナー選手・スピーズ選手・ドビツィオーソ選手・クラッチロー選手が後に続く。スピーズ選手は今一ペースが上がらず、ドビツィオーソ選手・クラッチロー選手といったサテライト勢に次々に抜かれてしまう。


3周目、ストーナー選手がペドロサ選手を抜いて2位へ。4周目にはロレンソ選手も抜いてストーナー選手がトップに立つが、パッシングシーンは放映無し。日テレさん、地上波放送とはいえ真面目に編集して下さい。


それからしばらく順位変動無しのレースが続く。


17周目、ずっと激しい4位争いをしていたヤマハサテライト勢だが、クラッチロー選手がドビツィオーソ選手を抜いて4位に上がる。


18周目、ペドロサ選手がロレンソ選手を一時抜くが、ロレンソ選手が抜き返して2位を保つ。次の周回での最終コーナーでは、ペースの上がらないストーナー選手をロレンソ選手が抜いて1位を奪う。


21周目の1コーナーで、ペドロサ選手がマシンを揺らしながらのぎりぎりのブレーキングでストーナー選手を交わし、2位に上がる。ストーナー選手は3位へ。そのままの順位でチェッカーとなった。


最終リザルトは以下の通り。
優勝:ロレンソ選手
2位:ペドロサ選手
3位:ストーナー選手
4位:クラッチロー選手
5位:ドビツィオーソ選手
6位:ヘイデン選手

10位:ロッシ選手
11位:スピーズ選手
12位:エドワーズ選手


ヤマハワークスのロレンソ選手が優勝。サテライト勢も4位・5位と素晴らしい成績。スピーズ選手は残念だったが、今回はなんらかのトラブルがあったのだと思われる。次戦以降に期待したい。エドワーズ選手も、しょーもないマシン(motoGPマシンと比べて)を上手く走らせてくれた。しかし、ロッシ選手は一体…何らかのトラブルを抱えているのか、それともドゥカティマシン自体がトラブルなのか。


・moto2
注目しているイアンノーネ選手は予選3位。途中トップに立つが、最終ラップのコントロールライン手前でスリップストリームを使われ2位に。日本勢は、中上選手が予選9位→決勝14位。高橋選手は決勝19位だった。


・moto3
去年までの125ccが、4スト250ccのエンジンになり、カテゴリー名もmoto3と変えて開幕。
日本人ライダーの藤井選手は決勝21位。