motoGP第11戦 インディアナポリスGP

録画を本日視聴。
インディアナポリス・モータースピードウェイで開催されるmotoGP第11戦。ロッシ選手が来期よりヤマハへ移籍することが確定との事。名手ロッシ選手をもってしても、駄目なドゥカティって…。
ヨーロッパのバイクメーカーでありながら、ワイドオープンとパワースライドを身上とするオージースタイルのストーナー選手にしか乗りこなせなかったドゥカティストーナー選手は、良いバイクでも悪いバイクでも速く走れるが、ロッシ選手は良いバイクでしか速く走れないということか。しかし、ロッシ選手は悪いバイクを良いバイクに変えていく能力があるが、ドゥカティはそれに答えられなかった。ワールドスーパーバイクでのドゥカティ無双も、実態が明らかになれば虚しいばかりである。


motoGP
予選順位は以下の通り。
ポールポジション:ペドロサ選手(ホンダワークス)
2位:ロレンソ選手(ヤマハワークス)
3位:ドビツィオーソ選手(ヤマハサテライト)
4位:スピーズ選手(ヤマハワークス)
5位:ブラドル選手(ホンダサテライト)
6位:ストーナー選手(ホンダワークス)
7位:クラッチロー選手(ヤマハサテライト)
8位:バウティスタ選手(ホンダサテライト)

10位:ロッシ選手(ドゥカティワークス)

19位:エドワーズ選手(CRT)


予選でのハイサイド転倒によりヘイデン選手が欠場。ストーナー選手も予選でハイサイド転倒により吹き飛ばされ、右足骨折&靱帯断裂の大怪我を負ったがレースに出走する。すごい根性や…でも、無理に出走しないで怪我を少しでも早く治すという選択もあったのでは。


ホールショットは予選1位のペドロサ選手が危なげなく奪う。好スタートを決めた地元アメリカ出身のスピーズ選手が続き、ドビツィオーソ選手、ロレンソ選手と続く。スピーズ選手はペドロサ選手をも抜きトップへ。


2周目、ロレンソ選手がドビツィオーソ選手を抜いて3位へ。


4周目のホームストレートで、ホンダパワーを発揮させたペドロサ選手がスピーズ選手を抜きかけるが、ヤマハコーナリング性能を生かしたスピーズ選手が再び抜き返しトップを守る。だが、次の周回のホームストレートでは、ペドロサ選手がきっちりとスピーズ選手を抜き、トップに返り咲く。


6周目のホームストレートで、ストーナー選手がブラドル選手を抜いて5位へ。スピーズ選手はマシンから白煙が上がりリタイア。母国のグランプリで良い走りをしていたのに、マシントラブルでリタイアとは…来期、ヤマハワークスからの放出が決定しているスピーズ選手、このレースでは良いところを見せたかっただろうに、運が悪いとこんなものか。


7周目から8周目の間で、ブラドル選手がストーナー選手を抜くが、9周目で再び抜き返されてしまう。大怪我を押して出場しているストーナー選手だが、同じホンダのサテライトチームには負けられないといったところか。


10周目、クラッチロー選手が転倒。


11周目、ストーナー選手がドビツィオーソ選手を抜いて3位表彰圏内へ。ブラドル選手はバウティスタ選手にも抜かれて6位へ後退。


残り7周で、さすがに怪我が辛くなってきたのか、ストーナー選手がドビツィオーソ選手に抜かれてしまう。ドビツィオーソ選手は表彰台獲得のチャンスである。


最終リザルトは以下の通り。
優勝:ペドロサ選手
2位:ロレンソ選手
3位:ドビツィオーソ選手
4位:ストーナー選手
5位:バウティスタ選手
6位:ブラドル選手
7位:ロッシ選手


ゴール後にマシンから降りられないほど消耗していたストーナー選手。松葉杖をつきながらピット奥に去っていく姿が痛々しかった。そんな状態でありながら4位は凄い。来期の引退が実に残念である。


・moto2
中上選手は予選11位。高橋選手は予選17位でポイント獲得成らず。
高橋選手は決勝28位。


・moto3
藤井選手は決勝18位。