motoGP第12戦 チェコGP

録画を本日視聴。


ブルノサーキットで開催されるmotoGP第12戦。ヤマハサテライトで好成績を残しているドビツィオーソ選手のドゥカティワークス入りが発表された。ワークスチーム入りを切望していたというドビツィオーソ選手だが、ロッシ選手が結果を残せなかったドゥカティに入って大丈夫なのだろうか。キャリアに傷が付かなければいいのだが…


motoGP
予選順位は以下の通り。
ポールポジション:ロレンソ選手(ヤマハワークス)
2位:クラッチロー選手(ヤマハサテライト)
3位:ペドロサ選手(ホンダワークス)
4位:スピーズ選手(ヤマハワークス)
5位:ドビツィオーソ選手(ヤマハサテライト)
6位:ロッシ選手(ドゥカティワークス)
7位:ブラドル選手(ホンダサテライト)
8位:バウティスタ選手(ホンダサテライト)
9位:アブラハム選手(ドゥカティサテライト)

15位:エドワーズ選手(CRT)


チャンピオン争いの一角を担っていたストーナー選手(ホンダワークス)は、前戦での負傷が原因で欠場。母国オーストラリアに戻り、手術を受けるのだとか。きちんと治療して、最終戦までに元気な姿を見せて欲しい。他にはヘイデン選手(ドゥカティワークス)が前戦に引き続き欠場。


ホールショットはロレンソ選手。いつもながらの好スタートを決めたペドロサ選手が2位につける。クラッチロー選手、スピーズ選手、ロッシ選手、ドビツィオーソ選手が続く。ロッシ選手操るドゥカティ・デスモセディチがマフラーから白煙を噴き出す。マシントラブルが心配されたが、その後は一応止まる事もなく走行を続ける。ドビツィオーソ選手に抜かれて順位は落としたが。


その後は、しばらく順位変動の無いレースが続く。


9周目、ロッシ選手の後ろに迫っていたブラドル選手が抜きに掛かるが、ロッシ選手もクロスラインで再び抜き返す。しかし、再びブラドル選手がロッシ選手を抜き、5位に上がる。
序盤にペースを落としていたスピーズ選手が転倒リタイア。今期のスピーズ選手は何をやっても駄目。踏んだり蹴ったりである。


ロッシ選手はバウティスタ選手にも抜かれて7位に後退。ホンダサテライトのライダーに次々抜かれるロッシ選手。あまり見たくない光景である。


12周目、満を持してペドロサ選手がロレンソ選手からトップを奪う。ロレンソ選手も食い付いていくが、詰め寄るというにはちと足りないか。


ラストラップ、最後の力を振り絞ったロレンソ選手がペドロサ選手を抜いて1位へ。しかし、ペドロサ選手は最終コーナーのアウト側からロレンソ選手を抜き去り、再びトップへ。そのままチェッカーフラッグを受け、2連勝を果たした。


最終リザルトは以下の通り。
優勝:ペドロサ選手
2位:ロレンソ選手
3位:クラッチロー選手
4位:ドビツィオーソ選手
5位:ブラドル選手
6位:バウティスタ選手
7位:ロッシ選手


ヤマハ勢は、転倒リタイアのスピーズ選手を除いては2・3・4位の好成績。クラッチロー選手はmotoGPキャリア初の表彰台を獲得した。ロレンソ選手が優勝出来なかったのは残念だが、今日のペドロサ選手は速くて強かった。


チャンピオン争いは、トップのロレンソ選手と2位のペドロサ選手の差が13ポイントまで詰まってきた。ますます目が離せない。


・moto2
中上選手は決勝17位、高橋選手は決勝18位。


・moto3
藤井選手は決勝26位。