今日の積みプラ ハセガワ F-15E ストライクイーグル(量産型)

去年末から今年にかけて、何故かF-15Eがちょっとした発売ラッシュである。
壮大なスケールミスで総員をずっこけさせた怪作、フジミのF-15E。(駄目な方の)エフトイクオリティでてきとーにでっち上げられた攻撃機コレクションのF-15E。そして決定版になり損ねたフジミF-15Eを見て「あれ?新規パーツを古いF-15Eに付けたらもうひと商売出来るんじゃね?」と思ったかは知らないが、長い間放置していたF-15Eのアップデートに踏み切ったハセガワ。更にこの後には、大量の新規金型を投入した力作、技MIXのF-15Eが控えている。


セガワ F-15E ストライクイーグル


デカール

再現出来るのは
•第366航空団 第391戦闘飛行隊 所属機「MO207」(2001年)
•第4戦闘航空団 第336戦闘飛行隊“ロケッターズ”所属機「SJ336FS」
の2機。


これが追加パーツのランナー。膨らんだ主脚ドアやコンフォーマルタンクに付くパイロンがきちんと再現されている。コンフォーマルタンク自体の合いも改善されているのだとか。

ちなみに従来のランナーが特に改修されたとかは無いので、パネルライン等細部に拘る玄人筋の方々にとっては、まだまだ手の掛かるキットなのだろう。



AN/AAQ-33 スナイパーXRやAN/AAQ-28 ライトニング ATポッドといった、新型のターゲティングポッドが付属している。これは新規金型ではなく、 エアクラフトウェポンIXから持ってきたもの。何故か不要パーツ扱いされているが、GBU-31(V)3/B JDAMが1発、GBU-38 JDAMが2発付属しているので、今時流行らないクラスター爆弾(22発も入ってるんですけど…要らんわ)よりよっぽど有り難い。
但し、デカールで再現出来る2001年当時の機体に、スナイパーXRやJDAMが装備されていたかというと…もっとあとの年代の装備だと思うんだが。そして何故か初期の量産型が搭載していたAN/AAQ-14はすぱっとオミット。


初回特典の汎用展示スタンド。



仮にランナー単位で購入しようとしたら1,000円也。角度を決めたら接着して下さいとの文言があるが、それはどうなの…。
単純比較してはいけないかもしれないが、某バンダイからもっと安くて多機能なスタンドが数多く発売されており、正直このスタンド単体に1,000円払う気にはなれない。
角度は完成後も自由に変更出来るよう改設計した上で、3個セット2,000円とかにしてくれれば、まあ買ってもいいかな、と思うが。


新規金型を作ってくれた事に対するおひねり程度の気持ちで購入したので、当然積みである。塗装済み食玩&箱玩に手を付けるので精一杯なのが現状なので、致し方なしか…