今日の積みプラ プラッツ/エフトイズ 1/144 アメリカ海兵隊 垂直離着陸輸送機 MV-22" オスプレイ"(2機セット)

今をときめくMV-22 オスプレイ。その昔、ヘリボーンコレクション2にラインナップされていたときはさして注目されないアイテムだったのだが、昨今のマスゴミによるネガティブキャンペーンによって、逆に大人気に。イタレリ製のちょっとアレなキットがバカ売れしたり、ハセガワが新金型で発売を決定したり、ヘリボーンコレクション5でシークレットとして復活したりしていたのだが、プラッツからも普通に買える2機セットとして発売された。


パッケージ。テレビで有名になった、赤い尾翼の機体(VMM-265 00/168220)の写真が使われている。


中身。ヘリボーンコレクション5のシークレットとほぼ同等な物が2個入っている。

ブラインド販売ではないことを考えると、2機で2,310円(消費税5%込み)という値段はそれほど極悪ではないかと。


デカール。予想以上の頑張り具合。

岩国到着時のVMM-561のマーキング及び普天間配備時のVMM-265のマーキングでそれぞれ11機づつ、実に22機を再現することが出来る。MYKデザインさんのデカールと違い、尾翼用の赤いデカールも入っているのが嬉しい。


これでカルトグラフ製デカールだったら最高だったのだが…付属してくるデカールの品質は、エフトイズ製食玩のそれと大差はなさそうである。当然、MYKデザイン製デカールに及ぶべくもない。あとは、MYKデザイン製デカールを貼ったとき、グレーの色味が近すぎて目立たないなんて事が無ければ良いのだが、それは実際に貼ってみないと分からない。


なお、付属するデカールからは07号機が排除してある。どうやら、ヘリボーンコレクション5のシークレットが07号機なので、それと被らないようにしたのだろうが、余計なお世話である。「07号機はシークレットで当てないと手に入らないよ」とでも言いたいのだろうか。こういう、微妙にセコいところがプラッツらしいと言うか…


それから、デカールガイドが不親切で、モデックスナンバーとビューロナンバーの一覧表が無い。自分で調べろと言うのか。しかも、22機中たった4機だけ指示してあるデカール貼付例の内、VMM-265のロービジマーキング機の貼付指示がどうやら間違っているようである。


「EP06 8217」と指示されているが、これは「EP01 8217」もしくは[EP06 8027」の間違いだと思われる。ガールズ&パンツァーの戦車キットでのデタラメな取説が物議を醸しているプラッツだが、この製品でも地味にやらかしているらしい…


近いうちにMYKデザイン製デカール(こちらはちゃんとシリアルナンバーの一覧表付き)を使ってさくっと組みたてたいなと思っている。ただ、完成させるとかなり置き場所を喰うのが悩ましい…