H25/4/27 厚木基地 日米親善春まつり2013

昨日(2013年4月27日:土)、神奈川県綾瀬市にある厚木基地で開催された日米親善春まつり2013 (NAF Atsugi 2013 Spring Festival)に行ってきた。


入場にずいぶん待たされるイベントなので、午後の2時過ぎを目指してスムーズに入るつもりだったのだが…


現地に着いたのは午後2時半頃。しかし、なんとまだ長い行列が続いており、行けども行けども最後尾に辿り着かない。


山田うどんのさらに先がやっと最後尾。


行列はそれなりに進むものの、スムーズとはほど遠い。


午後3時半過ぎ、1時間以上も並んでやっとゲートへ。

免許証及び住民票を提示し、厳重な荷物検査(バッグの中に入れておいた小振りなポーチまで開けてチェックするのだ!)を経た後やっと入場出来る。


前回(2010年)来たときと比べて、HS-14"Chargers"がHSM-77"Saberhawks"に、VAQ-136"Gauntlets"がVAQ-141"Shadowhawks"に変わっている。鷹が多いな…


ゲートガードのT-6(VAW-115カラー)

分かりづらいが尾翼にVAW-115の象徴ともいえるトーチが描かれている。もう塗っておけばいいという感じで、もはやつっこむほうがヤボなレベルである。


ゲートガードのA-4(VFA-195カラー)

ゲートガードのF-4(VFA-27カラー)

ここらへんは相変わらず。


ゲートガードのEA-6B(VAQ-141カラー)

VAQ-141は以前EA-6Bを運用していたので、ごく自然なカラーリングである。もっとも、テールレターはNFになっているが。


グラウンドも大盛況。

昼飯も取らずに歩きっぱなし、立ちっぱなしだったのでまずは米軍基地ならではのジャンクなフードを確保する…のだが、異常な大盛況のせいでこれまた待ち時間が半端無い。子連れの場合は弁当と飲み物をふんだんに持参した方が良いだろう。


「おいしいか?」と問われれば、「アメリカっぽい」と答えたくなる味。だがそれがいい


もう時間が残り少ない。早くエプロンに向かわなくては。


エプロンの手前にHSM-51"Warlords"の機体が(MH-60R 167016)。


銭湯の壁画みたい…


HSM-51仕様のホンダ・インテグラ


今どき流行らないブナシメジ…もとい、GTウイング付きである。

日本人が付けているとアホっぽいのに、アメリカ人が付けていると「楽しんでるな〜」と思ってしまう。ヤンキー気質に対する偏見…というか羨望が私の中に有るのだろうか。


やっとエプロンへ。


地上展示機ではないのだが、比較的見やすい場所にP-1(51 5503)が。

哨戒機として専用に作ったため、コストを下げようとしたら逆にコストが高騰してしまったP-8より哨戒機としての使い勝手に優れると言われる機体。スタイルも美しいですね。


P-3C(5037)


YS-11(61 9042)


LC-90(61 9302)


SH-60J(51 8265)


ここからがメインイベントの米海軍。


HSM-77"Saberhawks"(MH-60R 167017)


HSC-12(MH-60S 168533)


VAQ-141"Shadowhawks"(EA-18G NF500/166928)


最新鋭のEA-18Gグラウラーをひっさげて厚木に配備されたVAQ-141のCAG機。電子戦用ポッドを搭載したままの展示である。


VFA-195"Dambusters"(F/A-18E NF400/166901)



前回(2010年)来たときにははF/A-18C、いわゆる"レガシーホーネット"を運用していたが、今やF/A-18EブロックIIに機種転換し、ライノウイングスの一角を担う。マーキングは以前の奴の方が好みかな…"CHIPPY HO! IV"時代の大胆なマーキングが復活することを祈ります。


あとはVFA-115、VFA-27、そして目当てのVFA-102の写真を撮るだけだが…なんと、終了時間を10分残した午後4時50頃には、エプロンからの客の追い出しが始まってしまった。なんてこった!ジャンクフード喰ってる暇あったらエプロンに直行して撮影すべきだったのに…などと嘆いてもアフターカーニバル。


M4カービンを所持している警備兵に抵抗しても仕方ない(というか、マナーとして素直に従うべきですよね…当たり前だけど)のでエプロンを退去する。


足取りも重く帰路へ。


グラウンドはまだイベント継続中だったので、記念品を買って帰ることにする。


遅い時間に来て、それでも長時間待たされて、時間切れで追い出される…なんとなく、来年は来るの止めようと思いながら帰路に着いたのだった…


本日の戦利品。


VFA-102の来日10周年を記念したTシャツ。そう言えば今年は巳年ですね。


DVDとステッカー2種。

VFA-102のステッカーは行くたびに買っているのだが、貼ったことがない。ヘビのステッカーを貼ってしまったら、私にとっての守り神である「カエル」の霊験が妨げられるような気がしていたのだ(無事帰る→カエル)。
しかし、ダイヤガラガラヘビ(VFA-102"Diamondbacks"の名前の由来)をウィキペディアで調べてみたら…主な餌はネズミだし「性質は非常におとなしく、よほど怒らせない・身の危険を感じない限り噛むことも少ない」「無駄な争いを避ける…温和な性格」という事なので、カエルとも仲良くやってくれるだろう。
しかも「外敵に出会うと、尻尾を震わせて音を出して威嚇する。ここで敵が去ればこれだけで済ませ、追いかけて攻撃することはない」とあって、外敵=災厄と思えば、これまた厄払いにぴったりな生き物である。これならステッカーをバイクなどに貼ってもノー問題だろう。


…バイクに乗らない人達には馬鹿馬鹿しい話だろうが、真面目なバイク乗り達は充分安全に注意し、まわりの車に気を付け、それでも事故に遭うかもしれないと覚悟しながら乗っているのである。それゆえこういったゲン担ぎもおろそかにする気にはなれないのだ。


そんな話はさておき、VAQ-141のTシャツ。

「日本っぽいふいんきをテキトーに出してみたよ!」的なデザインが素晴らしい(ネタ的な意味で)。来日して日が浅いVAQ-141らしいと言えばらしい。


VAQ-141のステッカー。

「切り出すのめんどくせーからシートごと売るわ」来日して日が浅い(ry


これらの戦利品を見ながらニヤニヤしていると「来年も行っちゃおうかな」なんて考え出してしまった。現地ではヘロヘロになり「もう来ねー」とか思っていたのにね…。もしも来年行くなら、長時間並ぶことを覚悟の上で、朝早くから行かなくては…