天空の女王蜂 F18発艦せよ

スクランブル」シリーズでお馴染みの夏見正隆氏の小説。


読んでみて、バブル時代の残滓を思わせる陳腐なキャラクターに吃驚。なんだこりゃと思っていたら、この本、なんと1994年〜1995年にかけて刊行された「レヴァイアサン戦記 帝都東京分裂」及び「レヴァイアサン戦記2 東日本共和国侵攻」を合本、改題し、大幅に加筆・修正したものなのだとか。なるほど、遅れてきたバブルみたいな古くさい描写も納得である。


内容もぬめぬめする地球外生物と戦うという、今となっては目新しくもないものである。しかも話が途中で切れており、どうやら続編が有るらしいのだが、どうしようかな。ぶっちゃけ、金を払ってまで続きを読む価値は…?