ガールズ&パンツァー コミックアンソロジー
ガールズ&パンツァー コミックアンソロジー (MFコミックス フラッパーシリーズ)
- 作者: 野上武志,才谷屋龍一,槌居,弐尉マルコ,他
- 出版社/メーカー: メディアファクトリー
- 発売日: 2013/10/23
- メディア: コミック
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トップバッターは野上武志氏の「ガールズ&パンツァーinヴィレル・ボカージュ」 。ノリはまんま「萌えよ!戦車学校」であり、萌え戦キャラがガルパンキャラに入れ替わったような仕上がりである。
EXCEL氏の「整備道」は驚異的な整備能力を発揮した自動車部について取り上げている。自動車よりも遙かに設備と手間の必要な戦車の整備を、自動車部はいかにして成し遂げたのか?少ないページの中にマニアックなネタが豊富に盛り込まれている。
葉来緑氏の「突撃!!ゆかりスクープ」では、忠犬秋山殿が聖グロリアーナ女学院とプラウダ学園へ潜入偵察を行う。プラウダ学園は1ページちょっとしか登場しないのだが、カチューシャとノンナの容赦無さはインパクト抜群。まさにおそロシア。
松田未来氏は、TVアニメ第3話で「IV号戦車が動いているのを久しぶりに見た」と言っていたおばあちゃんが、かつて大洗女子学園の戦車道部員だったころのお話。リノ・エアレースのアンリミテッドクラスを戦車道に置き換えたような試合が語られる。
期待していた小林源文氏だが、「ウサギのガルパン」のタイトル通り、ウサギをガルパンキャラに模して戦車戦を描いている。出てくるのは歴女チームとプラウダ学園のカチューシャ&ノンナ。…うーん、試合のシーンはさすがの迫力だが、ウサギじゃなくて劇画チックな西住殿やその他のキャラを見たかった。
ガルパンファンなら読んで損無し。笑えたり、ちょっとタメになったりすると思います。