ガルパン軍事読本4

TVアニメ「ガールズ&パンツァー」を軍事的な面から解説する同人誌「ガルパン軍事読本」の4巻。今回は第8話及び第9話のプラウダ戦について取り上げている。


表紙。


カチューシャとノンナの心を許しあった表情が、なんともほのぼのとしていて良いですね。


裏表紙。

カメさんチームの38(t)戦車。
砲塔にちょこんと座っている生徒会長が可愛い。


内容は当然プラウダ戦。中でも興味深いのは、IS-2が使用した砲弾に関する考察である。
爆炎等の描写に基づくと、最初にウサギさんチームのM3を撃破したのが榴弾、次にカモさんチームのB1bisを撃破したのが徹甲榴弾、八九式を大破させたのが徹甲弾
IS-2は122mm砲から打ち出される榴弾の威力が凄まじいのだが、携行弾数の少なさが弱点とされている戦車なので、八九式を狙う際には榴弾を打ち尽くしていたのではないか、との事。もし徹甲弾ではなく榴弾で撃たれていたら、八九式は爆発に巻き込まれて撃破白旗間違い無しだろう。そう考えると、大洗の勝利はまさに紙一重だったと言える。


次号はクライマックスの黒森峰戦になるのかな?楽しみである。