MC☆あくしず Vol.31

明けましておめでとうございます。
2014年最初の更新が、走り初めでも模型製作でもなく萌え軍事雑誌の紹介。今年も良い年になりそうである。


さて、既に去年の12月には発売済みだった「ハイパー美少女系ミリタリーマガジン」の最新刊。表紙は重戦車工房さんが描くホーネット三姉妹。ピンナップはサンタクロースに扮したガルパンのカチューシャ&ノンナ、表紙のホーネット三姉妹、ストパンのシャーリー(カウボーイ姿)&ルッキーニ(インディアン姿)、藤沢孝さん描く旧日本帝国海軍戦艦「長門」&「陸奥」。


今回の巻頭特集は「アメリカ海軍ジェット戦闘機たちの太ももがまぶしすぎる」。今をときめくホーネット三姉妹(F/A-18E/F、F/A-18C、EA-18G)から、既に退役済みのF-14、F-4、さらに昔の機体を萌え美少女化して紹介。


トップバッターは今や米海軍航空母艦の甲板を埋め尽くしているホーネット三姉妹。「F-Xは俺の嫁!」でもおなじみの重戦車工房さん描くF/A-18Eスーパーホーネットさんの他、ちびっ子お姉ちゃんのF/A-18Cホーネットちゃん、おとなしめの眼鏡っ子として描かれているEA-18Gグラウラーさんが登場。


厨二軍ヲタがこよなく愛してやまないF-14Aトムキャットはあーさらさんが担当。当然、猫耳美少女として描かれている。トムキャット=雄猫ではあるが、さすがに男の娘では無いようで一安心。特集の扉絵がVF-84"ジョリー・ロジャース"、紹介ページ内ではVF-2"バウンティハンターズ"とVF-1"ウルフパック"のカラーリングを纏っており、ハイビジ華やかなりし頃に全盛期を誇っていた機体ならではの艶やかさである。


第3世代ジェット戦闘機を代表する名機、F-4ファントムIIは藤沢孝さんが担当。グラマラスボディを持つ美女としてイラスト化。全身真っ黒の"Vandy1"は実機も萌え美女も共に魅力的。


ベトナム戦争で結構頑張っていたF-8クルセイダーはまもウィリアムズさんが担当。F-8で有名な「主翼を折りたたんだまま飛行した」というエピソードが、何故かM字開脚でカタパルトから射出される萌え美少女のイラストに昇華。ああ、2014年も日本は平和です。


F9F-2パンサーは、直線翼がちょっと古風な地味かわ系幼馴染少女として汚狐さんがイラスト化。ちょっとイモっぽくてとても可愛い。しかし、のちに後退翼化したF9F-6クーガーさんとなってビッチ風に変身してしまう。嗚呼、もったいない!


他に、F2Hバンシー、FJ-1フューリー、F3Dスカイナイト、XF6Dミサイリアー(これは正式採用されず)、大問題作F7Uカットラス、F4Dスカイレイ、鉛のソリことF3Hデモン、ブルーエンジェルス使用機ともなったF11Fタイガー、さらには水上ジェット戦闘機XF2Yシーダートや垂直離着陸機XFY-1ポゴ等といったゲテモノ試作機までが萌え美少女化。米海軍ジェット戦闘機はもれなく網羅したのではないか。


連載記事のフロントラインテイルズでは、丁型駆逐艦「梨」の後半生を描く。太平洋戦争末期に沈没し、海底で眠りについていた「梨」。9年後の1954年にスクラップとして浮揚されたのだが、防衛省による「再生可能」の判断を元に自衛隊編入される事になる。警備艦わかば」として生まれ変わり、警備艦としての任務の他、渇水による救援要請に応えて水を輸送したり、噴火による島民避難に出動したりと国民の生命を守る為に働く。1971年に老朽化による退役、1975年に解体され、今度こそ本当に永遠の眠りにつく…


先日お披露目されて話題になった陸自の「機動戦闘車」や、遂に進水したキテレツ駆逐艦「ズムウォルト」も萌え美少女化イラスト付きで紹介。機動戦闘車は主砲こそ105mmだが防御力は20mm機関砲弾を防げる程度との事で、これがあれば戦車は要らないという事にはならないだろう。防御の弱さが有事での欠点にならなければ良いのだが…。と言うわけで、藤沢孝さん描く機動戦闘車さんも防御薄めでお肌の露出多めである。あーさらさんによるズムウォルトさんは、眼鏡をかけたクールビューティーとして描かれている。しかしこれが未来の戦闘艦の姿なのか…すごいね。


次号は3月20日発売予定。「大地に覇を唱える女王達の戦い!?」と来れば、おそらく戦車関係だと思うのだが…。「ガールズ&パンツァーOVAにあわせた企画で来るのかな?楽しみである。