ワンダーフェスティバル2014[冬] - 遠き青空を見上げて

幕張メッセで開催されたワンダーフェスティバル2014[冬]へ行ってきた。

大雪で不順な電車を乗り継ぎ、会場に到着したのは午後１時過ぎ。もっとも、早く家を出たところで電車がまともに動いてなかったので、会場に早く着けたかは疑問だが。

会場まで来るのは大変だったが、到着時間が遅かったせいか、それとも雪で来るのを止めた人が多かったのか、並ぶこと無くそのまま入場出来たのはとても嬉しかった。

■cottontail.jp
自分用に作ったパーツを「お・す・そ・わ・け」してくれるディーラーさん。

以前のワンフェスで「次に作るかも」と言っていたマイクロエース製1/144 P-3Cの「おでこ」をキット化しており、何を隠そう今回はこれを目当てに来場したのだ。

他にYS-11やエアバス A320用のキットも出品している。

■PINKTANK
figma等に合わせられる1/12の什器等を、なんとインジェクションキットで作ってしまうディーラーさん。

ロッカーや下駄箱は扉の開閉が可能。

ビールケースを使えば、ただでさえ天使のミクさんがあっと言う間に場末の歌姫へ！（ん？）

畳セットなるものまであり、４畳半セットが800えん！

1/144架空戦闘機をインジェクションキットで出していた青空モデルさんの例もあり、ガッツさえあれば個人でもインジェクションキットを発売出来る時代になったんですね。

■momo-artlab
ATD-X『心神（F-3）』のキットを販売していたディーラーさん。モックアップで有名なF-1キャノピーバージョンと、今後製造されると言われているT-4キャノピーバージョンが揃っている。

「おくれてすみません！バーゲン」と言うことで、それぞれ500円引きのお値打ち価格となっていた。

こちらがF-1キャノピーバージョン。

そして、こちらがT-4キャノピーバージョンである。

どちらもランディングギア無し、スタンド付きとなっている。

■新無憂宮
figma等に合わせられる1/12のギロチン（えっ？）を販売していたディーラーさん。

ワンフェスは何でもありなんだ。センスオブワンダーだ。
次は首枷台あたりをお願い申し上げます。

■りんごじゃむ
figma等に合わせられる1/12のIV号戦車F2型砲塔（内装再現）を絶賛製作中のディーラーさん。
新しい良質な資料が発見されるたびに作り直しているので、なかなか完成しないとか。

こちらは1/35 ガールズ＆パンツァー審判団。

試合前の整列シーンなんかに使うと良いかもですね。

■トライドリッパー
素晴らしい出来の1/35 ノーブルシスターズ（聖グロリアーナ女学院のダージリン・オレンジペコ・アッサム）。

自らの技術を顧みずお持ち帰りしたかったが、絶賛完売中でした。

こちらは無塗装状態。小スケールフィギュアの鬼門となる瞳はデカールが用意されている。

■cobaanii mokie工房
figma等に合わせられる1/12の木製家具を販売していたディーラーさん。

枠に嵌まったパーツを切り離し、木工用ボンドか瞬間接着剤を使って組み立てるようになっている。素材が木なのでそのままでもよし、模型用塗料（但し水性塗料はNGとのこと）で塗るのも良いが、ニス仕上げも良いかも。

■TripleNuts
JSF計画にボーイングから送り込まれたゲテモノ戦闘機、X-32を新作として発売。

まかり間違えば航空自衛隊の次期F-Xになっていたかもしれない機体である。
ボーイングのデザイナーさんはこれをデザインするとき、何かやばげなアレでもキメてたんですかね…

他にハリアーも新作として発売。

■冬型気圧配置
figma等に合わせられる1/12の道具等を販売していたディーラーさん。今回の新作はビニールプールだとか。

前回購入出来なかった脚立。

■斑羊団
1/12コンクリートブロック（コンクリ製）。

これは欲しい…と思い込んでしまった人が多かったらしく見事に完売。次に見かけたら是非購入したい。

■超高層ビルを愛でる会造形部
新宿にそびえ立つ例のツインタワーを萌え美少女化した一品。

ありとあらゆるモノが萌え美少女化される昨今、今更驚くほどの事は無い…のだろうが、それでもやっぱり驚いてしまった。今更な感想だが「もはやなんでもあり」なんですな。しかも私が見たときには既に完売。

■ゆっくんアキちゃん製作所
「ガールズ＆パンツァー」に登場した戦車達をペーパークラフト化。

大洗女子学園の聖グロリアーナ戦仕様５両が4,000円、全国大会仕様が11両8,000円。１両800円以下だと考えればなかなかお手頃な価格だが、さすがに全部作って飾るのは骨である。IV号D型だけ1,000円くらいでばら売りしてくれればなぁ〜。