UCC 希望の翼 ブルーインパルス スカイコレクション

今週に入ってから、コンビニで出回っていた物。UCC THE CLEARという、無糖ミルク入りの缶コーヒーに付いてくるおまけである。歴代のブルーインパルス使用機が勢揃いということで、全6種を入手してきた。


店頭ではこんな風になっている。


01〜03のパッケージ。


04〜06のパッケージ。


ミニブックはこの通り。


監修を行っている月刊誌「航空ファン」の紹介もされている。


01 F-86F 初期編隊長機(約1/190スケール)

ブルーインパルス」発足時の初期チーム編隊長機用塗装。隊長機のみ異なるカラーリングを実施した例は、世界のアクロチームの中でも珍しい存在といえる(パッケージより/以下の説明も同様)。
デザイン自体は悪くないと思うのだが…。「隊長機は偉いから金色にしちゃおう」というセンスには賛同しかねる。「ぼくのかんがえたロボットは超凄いから、関節を金色にしちゃおう」ぐらい頭が悪い。


02 F-86F 初期チーム機(約1/190スケール)

1960年に、航空自衛隊の戦闘機教官が独断で行った編隊飛行が発足のきっかけとなった「ブルーインパルス」。これは、初期チーム用の塗装機である。
上の機体の色違い。


03 F-86F 正式塗装機(約1/190スケール)

東京オリンピックの開会式や大阪万博開会式で活躍した正式塗装機。「ハチロクブルー」として親しまれ、1960年〜1981年に545回の公式展示飛行を行った。
やっぱりハチロクのブルーといえばこのカラーリングである。


04 T-2 正式塗装機(約1/200スケール)

2代目T-2。スマートなフォルムに加え、離陸時にアフターバーナーによりスモークオイルが点火することで、炎を曳きながら急上昇するのが特徴。
複雑で美しい塗装を再現している。


05 T-4 正式塗装機(約1/175スケール)

3代目現行機T-4は「ハチロクブルー」を彷彿とさせる機体デザインで、長野五輪日韓共催ワールドカップ等で展示飛行を行い、今なお現役で活躍する。
私にとって、一番見慣れた機体、一番見慣れたカラーリング。



06 T-4 10周年記念塗装機(約1/175スケール)

多くの歴史的行事に華を添えてきたブルーインパルスがT-4に機種を替え、第11飛行隊として再出発してから10周年の2005年に出現した特別塗装機。
またずいぶんマニアックなチョイスである。複数買いの対象になりにくいアイテムということもあって、店頭ではこれが一番余っているようだ。これと初期編隊長機以外は複数買いされることが多いようである。



03〜06には、シールも用意されている。特に、04のT-2と05のT-4は、尾翼に貼るポジションナンバーが用意されていて、複数買いしたくなる欲望を掻き立てる。が、シリアルナンバーが1機分しか用意されておらず、複数買いへの欲望が掻き消されてしまう。
そもそも、このシールは余白が多く、貼り付く力もさして強くない。巷では、これより薄く粘着力も強いシールがいくらでも溢れているが、やはりコストの壁があるのだろうか。
と言うわけで、自分はこのシールを使わないことにした。MYKデザインさんがこのシリーズ用のデカールを作製するかも知れないので、それの発売を待つつもりである。


6機勢揃い。

さくっと組んで、さくっと並べて飾るのが、このシリーズに相応しいと思う。


UCC 希望の翼 ブルーインパルス スカイコレクションでした。