ストライクウィッチーズ 片翼の魔女たち1

しのづかあつと氏が描くストパン漫画。しのづか氏が描く「ばとしす」(「MC☆あくしず」で連載していた小説)の登場人物達が気に入っていたので、購入してみた。


キャッチコピーは「エースだけがウィッチじゃない」
各国選りすぐりのスーパーエースを揃え、最前線で戦う第501統合戦闘航空団とは違い、前線から少し下がった位置にあり、半人前のウィッチが配属されるワイト島分遣隊のお話である。


本を開くといきなり乳首券が発行されていて吹く。しかもカラーページだ、やったね○○ちゃん!
この分遣隊に配属されているウィッチは5名だが、そのうち4名までが最初の1ページ目でピーチクを晒している。…駄目紳士の端くれを自任する私も、さすがにちょっと引きました。


この漫画の主人公はウィルマ・ビショップ軍曹。アニメ版に出ていたリネットちゃんのお姉さんであり、当然巨乳である。「ここなら、私の最後の職場としてちょうどいい」という独白や二十歳という年齢から、あがりが近いと推察されるが…


ウィルマが着任するやいなや、ネウロイに襲撃されるワイト島。分遣隊のウィッチ達が出撃するも、チームとしてのまとまりが無く組織的な戦闘が出来ない。しかし、ウィルマの的確な指示でなんとかネウロイを撃退するのであった。


技量に自信が持てない者、実戦経験が無い者、部下に信頼されていない事を悩んでいる隊長、他の隊員に対して心を閉ざす者…。経験豊かなウィルマが加わったことで、それぞれのウィッチが抱えている悩みが少しだけ小さくなり、ワイト島分遣隊はチームとしてまとまり始める。


話はそれなりに楽しく読めるし、なによりしのづか氏描くウィッチ達がとても可愛い。2巻以降が楽しみです。