STEINS;GATE‐シュタインズ・ゲート‐ 比翼連理のアンダーリン(1)
STEINS;GATE‐シュタインズ・ゲート‐ 比翼連理のアンダーリン(1) (富士見ドラゴン・ブック)
- 作者: 海羽超史郎,huke,池田靖宏(5pb.),5pb.×ニトロプラス
- 出版社/メーカー: 富士見書房
- 発売日: 2011/12/20
- メディア: 文庫
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「比翼恋理のだーりん」はプレイしたことが無い。しかし、ファンディスクのノベライズなのだから、キャッキャウフフの展開…なのかと思いきや、主人公の岡部倫太郎が何者かに捕らえられ、監禁されているシーンから始まる。もっとも、プロローグが終わると日常シーンに移ってキャッキャウフフの展開になるのだが。
アニメ版と比べて、ルカ子の母のポケベルにDメールを送る場面から分岐しているらしく(こちらのストーリーでは、Dメールを送ろうとする瞬間にアクシデントが起こる)、世界線を移動してしまった岡部倫太郎。新しい世界線では、実験をやりまくって電気を使いすぎた結果、請求された多額な電気料金をなんとか支払うべく、未来ガジェットを新規開発したり、ラボメンでバンドを組んで動画サイトに投稿して賞金を狙ったり、メイドカフェ「メイクイーン・ニャンニャン」にてラボメン全員でアルバイトをしたり…等々、ラボメン一同が奮闘する。そんな愉快な日常生活が描かれた後、また冒頭の監禁シーンに戻る。
間抜けなことに、購入したときは続きがあると思っていなかったので、唐突な終わり方に驚いた。良く見たらこれは第一巻だった…うっかりにも程がある。
本編で充分シリアスしていたわけだし、こちらではシリアス成分はいらなかったんだけどなぁ…もっと軽くさらっと読めると思っていたのだが。まぁ、読み始めてしまったからにはオチまできっちり読みたい。そんなわけで、続編が楽しみである。