山陰地方の旅行 2日目

一日の計は朝食にあり?

ちょっと違うような気もするが、細かいことは気にしない。


最初はまず石見(いわみ)銀山である。
「戦国時代後期から江戸時代前期にかけて日本最大の銀山でした。2007年7月2日に世界遺産文化遺産)に登録されました。(ツアーコンダクターさん手製の旅のしおりから)」
日本にある世界遺産の中で、唯一の産業遺産である石見銀山世界遺産に認定される条件の中には「過度に観光地化されていない」事も含められており、アクセスがちょっと面倒である。駐車場から多少(40分位…)歩かなければならないのだ。


遊歩道を歩いていく。緩やかな登りになっており、体力に自信が無い人にはちょっと辛いかも。




石見銀山の坑道入口に到着。入口の写真を撮りたかったが、記念撮影する人が後を絶たないので、諦めて中に入る。


これは横穴。ここに潜っていって採掘したのだとか。狭くておっかない。


採掘に従事した人は、そのほとんどが三十歳まで生きることがなかったとか。本当に過酷な作業だったのだ。


帰りは町並み地区を通りながら、バスが待つ駐車場へ向かう。独特の赤茶色の瓦も、この地方特有のものなのだとか。



次は出雲大社である。


島根をPRするゆるキャラしまねっこ」はお子様に大人気。


さて、参拝しようか。
入ってすぐにあるのは御本殿ではなく神楽殿。しかし、御本殿よりもしめ縄が立派だったりする。


現在、御本殿は補修中であり、参拝するのは御仮殿である。

主神である大国主命は縁結びの神として崇められ、お賽銭は「御縁」を祈願して五円玉が推奨されている。十円は「遠縁」とも読めるため、絶対に駄目なのだとか。また、出雲大社へのお参りの際は二礼「四拍」一礼が正式な作法であり、この神社だけの特色である。


出雲大社へのお参りを済ませた後は、お菓子の寿城である。


これが米子城をモチーフにした「お菓子の寿城」である。


間違いました。こちらが本当の「お菓子の寿城」です。


中ではお菓子を販売しているが、試食が充実しており、女性客が我先にと争って試食していた。


近くにある大山(だいせん)の湧き水が飲み放題・汲み放題である。自分も空のペットボトルに汲んだのだが…

水が身体に合わなかったのか、次の日に飲んだ際、腹が痛くなってしまった。もっとも、自分以外にはそんな人はいなかったので、私の胃が脆弱なだけなのだろうが…


それにしてもせわしない事この上無い。団体ツアー旅行って、こんなにせわしないモノだったのか。驚きである。


前日とは違う宿に宿泊。夕食はバイキング形式なので撮影せず。
3日目も結構歩かねばならない観光地があるとか。食事を済ませて部屋に戻るとすぐに就寝した。