大洗あんこう祭り - 遠き青空を見上げて

今日は茨城県大洗町で開催される「大洗あんこう祭り」に行ってきた。元々大洗という町の事は良い所だと思っているのだが、今回は大洗を舞台にしたアニメ「ガールズ＆パンツァー」のイベントも開催されるというので行くことにしたのだ。

大洗あんこう祭りの開始時間は9:30だが、「ガールズ＆パンツァー」のステージショーは13:00からだから慌てる必要もない…などと甘いことを考えていた。で、家を出たのは9:30。常磐道を気持ちよくクルーズし、現地に着いたのは11:00。

１杯100円のあんこう汁は大人気。整理券が無ければ買うことが出来ない…が、出店でも300円位で販売しているので、そう悲観することもない。

あんこう鍋用セットやあん肝なども売っている…が、バイクで持って帰るのは難儀である。さすがにスルー。

「ガールズ＆パンツァー」のグッズ販売があるとのことで、出店を探してみる。

原子力機構のブース。

あんな事が有った後だからだろうか、こころなしか閑散としていた。

海上保安庁のブース。

映画「海猿」や東日本大震災、さらに尖閣諸島で矢面に立つ存在ゆえに注目が集まっている海上保安庁だけあって、なかなか盛況。

子供に制服を着せて記念撮影をするというイベントや、グッズ販売を行っていた。

で、「ガールズ＆パンツァー」の物販ブースを発見！…したのはいいが、すごい行列である。

とりあえず、最後尾を探してみる。

物販ブースから遠く離れた場所である。こりゃ凄い。

行列の一部。

ちなみにこれは１列ではなく、行列が右から左の画面外まで流れて、そこでUターンして今度は左から右に流れているのである。うわぁ〜…

ガルパンの物販は置いといて、隣の自衛隊ブースを見てみる。

グッズ販売は無し。ペーパークラフトが展示してある。

これらのペーパークラフトは、自衛隊のウェブサイトからダウンロード出来るとのこと。

陸自の車両も展示してありました。

ちなみに…「ガールズ＆パンツァー」物販ブースは海上保安庁ブースと自衛隊ブースに挟まれている。何か（何が？）あった場合に即応する為でしょうか…

「ガールズ＆パンツァー」仕様のシャトルバス。１日限定らしいが…勿体ない。

後ろから。

反対側から。

時刻表。

何故か主人公がオミット。一般人スタッフがやらかしたのか、それとも華＆沙織押しのプロヲタクによる犯行なのか？

せっかくだし、大洗マリンタワーに登ってみましょうか。

費用は３３０えん。

展望台ではあんこうチームの面々が迎えてくれる。

注意書きもなかなか凝っています。

看板の向きが逆だよ…

これを外から見ると…

あんこうチームの面々が、大洗マリンタワーから外を見ているようになっている。

せっかくだから展望台からの眺めでも…

足下を見下ろすと、なにやら行列の出来ているテントが。TZ10のズーム機能を使って見てみると、なんと隣の大洗まいわい市場でも「ガールズ＆パンツァー」のグッズを販売していたのだ。しかも大洗あんこう祭り会場内の物販ブースより行列が短い。

大洗マリンタワーを降りて大洗まいわい市場内の物販ブースへ。並んでいる内にどんどんグッズが売り切れ、残ったのはピンバッジだけに…。もっとも、自分はピンバッジが一番欲しかったので、落胆はそれほどでもない。それにしても、こんな場所で抱き枕カバーが販売され、しかもそれが完売してしまうとは…ヲタク恐るべし。

さて、１３時になった。お楽しみの「ガールズ＆パンツァーin大洗あんこう祭りステージ」だ。もっとも、こういったイベントの常として撮影録画録音が禁止なので写真は無し。ステージ前には我が同胞が大量に集結していた。あんこうチームのキャストによるトークショーやエンディングテーマの披露、大洗高校マーチングバンド部「ブルーホークス」によるガルパンBGMの演奏などがあり、大いに盛り上がった。

「ガールズ＆パンツァー」のイベントが終わり、キャストの人達が捌けるとヲタク達も捌けてしまう。お客さんが減って「ブルーホークス」が可哀想だったので、引き続き演奏を聴くことにする。

などと言ったが「可哀想」どころではない。マーチングバンド部「ブルーホークス」の演奏は実に素晴らしく、非常に感動した。残って見ていて良かった。

さて、「ガールズ＆パンツァーin大洗あんこう祭りステージ」の中で、西住みほ役の渕上舞さんが「大洗名物のみつだんごが食べた〜い！」と発言したため、みつだんごを販売している店の前には行列が出来ていた。

これがみつだんご。

「まったく、ヲタクは節奏がないな」などと独りごちながら、みつだんごをほおばるのであった。

実は１５時から、隣の大洗まいわい市場で再び「ガールズ＆パンツァー」キャストによるトークショーが行われるのだが、広大なあんこう祭りステージ前を埋め尽くしたヲタク達が、手狭な大洗まいわい市場に入りきるはずがない。大洗あんこう祭りステージでキャストと共に捌けたヲタク達は、まっしぐらにこちらに移動してきたのだ。後からのんびり様子を見に来た私などが入る余地など無い。

そんなわけで帰ることにした。