ガールズ&パンツァー(文庫版)
- 作者: ひびき遊,島田フミカネ,京極しん,原作:ガールズ&パンツァー製作委員会
- 出版社/メーカー: メディアファクトリー
- 発売日: 2012/11/21
- メディア: 文庫
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取り上げられているのはアニメ6話のサンダース大附属高校戦まで。ストーリー自体は、細かい差異があるもののアニメに沿った内容になっているのはコミカライズ版と同じ。しかし、コミカライズ版とも差異があり、3者3様となっている。
始まりは戦車道のオリエンテーションのシーンから。沙織の見せ場でもある、まほに初めて声を掛けるシーンや、むりやりまほに戦車道をやらせようとする生徒会からまほを庇うシーンはカット。アニメ版の名場面なんだが、小説版に取り入れるとリズムが悪くなるからカットしたのだろうか。
その他、ノベライズ版ならではの細かい補完が入っていて良い。蝶野教官もアニメ版よりはきちんと教官している。あと、何気に歴女チームの台詞が面白い。ただ、やっぱり試合の迫力はアニメには及ばない…かな。
視点を変えた「ガールズ&パンツァー」。アニメ版「ガールズ&パンツァー」を毎週楽しみにしている人なら読んで絶対損無し。