motoGP第17戦 日本GP

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栃木のツインリンクもてぎで開催された日本GP。ホンダに乗るマルケス選手がホンダのお膝元でチャンピオンを獲得するのか。それともロレンソ選手が待ったをかけるのか?


motoGP
予選順位は以下の通り。
ポールポジション:ロレンソ選手(ヤマハワークス)
2位:マルケス選手(ホンダワークス)
3位:ヘイデン選手(ドゥカティワークス)
4位:ペドロサ選手(ホンダワークス)
5位:ロッシ選手(ヤマハワークス)
6位:ドビツィオーゾ選手(ドゥカティワークス)
7位:バウティスタ選手(ホンダサテライト)
8位:ブラドル選手(ホンダサテライト)

11位:クラッチロウ選手(ヤマハサテライト)
12位:中須賀選手(ヤマハワイルドカード参戦)
13位:スミス選手(ヤマハサテライト)
14位:エドワーズ選手(CRT)
15位:イアンノーネ選手(ドゥカティサテライト)

18位:青山選手(CRT)


決勝では、ロレンソ選手が好スタートを決めホールショットを奪う。ロッシ選手、マルケス選手、ペドロサ選手が続く。ヤマハ勢としては、ロレンソ選手が逃げ、ロッシ選手がホンダ勢を抑える最高の展開になった、が…


2周目、ロッシ選手がコーナリングミスにより4位へ後退。ロレンソ選手は援護を期待出来なくなる。ロッシ選手は次の周回でも同じコーナーでミスを犯してコースアウト。コースには復帰するものの順位を11位まで落としてしまう。


ロレンソ選手、マルケス選手、ペドロサ選手のオーダーで周回が重ねられていく。中盤ではレプソル勢の2台に詰め寄られるロレンソ選手だが、ミスを犯さない素晴らしい走りで凌ぎ、遂にはレプソル勢を突き放してしまう。



最終リザルトは以下の通り。
1位:ロレンソ選手
2位:マルケス選手
3位:ペドロサ選手
4位:バウティスタ選手
5位:ブラドル選手
6位:ロッシ選手
7位:クラッチロウ選手
8位:スミス選手
9位:ヘイデン選手

11位:中須賀選手

17位:青山選手


今期のmotoGP最速はマルケス選手というのが衆目の一致するところだろう。しかし、その速さをも押さえつけ、勝ちをもぎ取ってしまうロレンソ選手の強さは感動的と言うしかない。さすが最高峰クラスチャンピオン2回経験者である。なお、ロレンソ選手の今期7回目の優勝は、ヤマハの最高峰クラス200勝目という記念的優勝でもあった。


今回の結果を受けて、ポイントランキング1位のマルケス選手と2位のロレンソ選手の差は13ポイント。最終戦で逆転の可能性が無くもない…だいぶ厳しいと思うが、最後まで素晴らしい走りを見せてほしい。


ワイルドカード参戦したヤマハ開発ライダーの中須賀選手も見事完走し、ポイントを獲得。中須賀選手の完走は、今後のマシン開発に大きなプラスになるだろう。


・moto2
中上選手は、せっかくの母国グランプリでありながら予選22位と低迷。ワイルドカード参戦の野佐根選手は予選28位、同じくワイルドカード参戦の長島選手は予選15位。


決勝では、中上選手が前を行くライダーたちを抜きまくって9位シングルフィニッシュ。野佐根選手は16位、長島選手は20位でフィニッシュした。


・moto3
渡辺選手は予選12位。ワイルドカード参戦の尾野選手は予選8位、同じくワイルドカード参戦の山田選手は10位。


決勝では、渡辺選手は15位フィニッシュし、初のポイント獲得を成し遂げた。山田選手は23位、尾野選手は転倒リタイア。