motoGP第11戦 チェコGP

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ブルノサーキットで開催されるチェコGP。もうそろそろ、マルケス選手を誰かが(出来たらヤマハライダーが)止めて欲しいのだが…


motoGP
予選順位は以下の通り。
ポールポジションマルケス選手(ホンダワークス)
2位:ドビツィオーゾ選手(ドゥカティワークス)
3位:イアンノーネ選手(ドゥカティサテライト)
4位:スミス選手(ヤマハサテライト)
5位:ペドロサ選手(ホンダワークス)
6位:ロレンソ選手(ヤマハワークス)
7位:ロッシ選手(ヤマハワークス)
8位:ブラドル選手(ホンダサテライト)
9位:P.エスパルガロ選手(ヤマハサテライト)
10位:A.エスパルガロ選手(オープンクラス
11位:クラッチロウ選手(ドゥカティワークス)

14位:バウティスタ選手(ホンダサテライト)

16位:青山選手(オープンクラス


ワールドスーパーバイクで2度のチャンピオンを獲得し、motoGPライダーとして最年長だったエドワーズ選手は、前戦の母国グランプリとなるインディアナポリスGPを以て現役引退。今後は開発ライダーを担当し、ワイルドカードでの参戦を目指すとの事。まだ完全にライダーとしてのキャリアが終了したわけでは無いが、とりあえず「お疲れ様、そして今まで素晴らしい走りを有り難うございました」と言いたい。


決勝では、なんとイアンノーネ選手がホールショットを奪う。ドビツィオーゾ選手が続き、ドゥカティ勢がワンツー体制を築く。サテライトの方が前を走っているという件に関しては、そっとしておいてあげよう。ペドロサ選手、マルケス選手のホンダワークス勢が後に続く。ロレンソ選手、ロッシ選手がマルケス選手を抜き去り、マルケス選手は6位まで順位を落とす。ロレンソ選手はその勢いでさらにペドロサ選手を抜いて3位に上がる。一方ロッシ選手はマルケス選手に抜き返されて6位へ。


2周目、ロレンソ選手は前を行くドゥカティ勢を抜いてトップへ。ホンダ及びヤマハのワークス勢の中で唯一柔らかめのフロントタイヤを選択したロレンソ選手。前半でリードを稼ぎたいところである。ロッシ選手は再びマルケス選手を抜いて5位へ。ペドロサ選手はドビツィオーゾ選手を抜いて3位へ。


3周目、ペドロサ選手はイアンノーネ選手を抜いて2位へ。ドビツィオーゾ選手は、ロッシ選手とマルケス選手に立て続けに抜かれて6位まで落ちてしまう。


4周目、マルケス選手がロッシ選手を再び抜いて4位へ。エドワーズ選手の現役引退でmotoGPライダー最年長となったロッシ選手と、motoGPライダー最年少のマルケス選手がバトルを繰り広げる。最年長と最年少、そのどちらもがトップライダーだというのだから凄い。


5周目、マルケス選手がイアンノーネ選手をパスし3位へ。しかし、今日のイアンノーネ選手は一筋縄では行かない。去年のチャンピオンであり、今年開幕以来10連勝を成し遂げたバケモノに対し、接触も厭わない激しいバトルを挑む。激しいバトルの末、マルケス選手が3位を確保。さすがに燃え尽きたか、イアンノーネ選手はロッシ選手にも抜かれて5位に落ちてしまう。


6周目、満を持してペドロサ選手がロレンソ選手をパスして1位へ。


7周目、P.エスパルガロ選手が転倒リタイア。


13周目、ペースの上がらないマルケス選手をロッシ選手がパス。マルケス選手は表彰台圏外の4位まで順位を落としてしまう。


結果は以下の通り。
1位:ペドロサ選手
2位:ロレンソ選手
3位:ロッシ選手
4位:マルケス選手
5位:イアンノーネ選手
6位:ドビツィオーゾ選手

13位:青山選手


マルケス選手の連勝を止めたのは、同じチームのペドロサ選手。ロレンソ選手は終盤にハイペースで追い上げるも及ばず。ヤマハワークスライダーのロレンソ選手、ロッシ選手が揃って表彰台に上ってくれたのは嬉しいが、出来たらレプソルホンダの11連勝を阻んで欲しかったな…


・moto2
中上選手は決勝19位。長島選手は決勝リタイア。


・moto3
A.マルケス選手は4位。優勝はキャリア133戦目にして初の優勝を成し遂げたマスブ選手。